先日減塩水って何?ただの塩水が減塩に効果的ってホント!?という記事を書きましたが、その時に紹介した減塩水のレシピ本を購入したので感想を書いてみようと思います。二冊あってどちらにしようか悩みましたが「初めての減塩水クッキング」を購入しました。
血圧が気になり出したら 初めての減塩水クッキング
塩水を使うのに減塩ってどういう事なのか?簡単に書くと「塩水を調味に使うと、粉状の塩を正確に量るより正確に量れて減塩にもなる」という事でした。
たとえば焼き魚にパパっとお塩をふる時、減塩していない方だったら気にせず使えますが…少ない量の塩を食材にまんべんなく使うのはとても難しい事なんですよね。そこで使うのが減塩水です。
減塩水レシピの基本は「濃いめの減塩水」と「薄めの減塩水」の二種類を作ることなんですが、塩分量として覚えやすいのはグラム表記ですよね。
- 濃いめの減塩水:小さじ1(5ml)で塩分0.6グラム(約)
- 薄めの減塩水:小さじ1(5ml)で塩分0.1グラム(約)
薄めの減塩水を実際に作って舐めてみましたが予想以上にしっかりと塩水でした。小さじ3杯で大さじ1杯だと考えると、薄めの減塩水を大さじ1杯使っても約0.3グラムの塩分量です。そう考えるとかなり多く使える気がします。
塩鮭には塩分が多いので減塩していると食べれないんですが、生鮭に濃い減塩水をふりかける事、そして切り方、調理前の一手間、焼き方などを覚えると…塩味をしっかり感じて、それでいて減塩された「さけの塩焼き」を作ることが出来ます。細かい部分は本を読んでもらうとして、こういったレシピが約50個掲載されています。
また減塩水の保存期間はしっかり密閉された容器に入れ冷蔵庫だったら約10日くらい持つそうです。が、出来るだけ早く使ったほうがいいみたいです。またこの本には「マイ保存瓶を見つけよう」というページがあり、減塩水向けの保存容器がオススメされています。
密閉できて、金属部分がない、口が大きい瓶が減塩水向けの容器だと書かれていました。本に載っていた減塩水向けの瓶を数種類紹介しておきます。
チャーミークリア 瓶
WECK ガラスキャニスター
こういった瓶を使うんですが、濃い減塩水と薄めの減塩水の二種類を用意するので、、、間違えないようにシールを貼るなど見分けがつくようにする必要があります。我が家は蓋の色が違う同じタイプの透明な瓶を購入しました。それとスレンレス製のバットもあると下味付けに便利です。
とりあえずこれで減塩水を使った料理を作ることが出来ますが、減塩のレシピ本は少し量が少なめになっている事が多いので男性だとレシピ通りに作ると少なく感じるかも。このあたりは調整が必要ですが基本が分かっていれば応用出来ると思うので、この本を買ってよかったです。