いつものレシピに牛乳を少し足すだけで…減塩に!様々な料理に牛乳を足すと聞くと「えぇ・・そんな料理に牛乳入れちゃうの!?」と思ってしまいますが、管理栄養士の小山浩子さんが執筆している「高血圧がみるみる改善する! 牛乳たすだけ減塩レシピ」というレシピ本は減塩している人達に人気です。
たとえば納豆に牛乳を入れて、付いているタレは半分だけ使い、しっかり混ぜて食べると減塩になりコクもあり美味しく食べられるという減塩レシピがありますが、これは多くの食材に比べると牛乳はナトリウムが少ないという事なんですよね。
牛乳にも塩分が含まれている事をご存知ですか?
野菜などでもそうなんですが、塩分なんてゼロだろうと思っている食品でも、その原料由来のナトリウムが含まれている事があります。先日伊藤園の無塩トマトジュース「理想のトマト」がドロドロで濃すぎるんだけど料理に使うと最強!という記事に載せたトマトジューズも無塩ですが、トマトに含まれているナトリウムを食塩に換算すると0〜0.2gの食塩相当量になってしまいます。
牛乳の含まれているナトリウムについて
栄養成分表:普通牛乳
分量 | 100g |
カロリー (kcal) | 66 |
脂質 | 3.8 g |
コレステロール | 12 mg |
ナトリウム | 41 mg |
カリウム | 150 mg |
炭水化物 | 4.8 g |
タンパク質 | 3.3 g |
これはGoogleで「牛乳」と検索した時に表示されている栄養成分表でグラム表記になっていますが、一般的な牛乳(100g)にはナトリウムが41mg程度含まれていると書かれていました。(牛乳の場合mlで換算すると約103ml)それでは有名なメーカーの牛乳でナトリウムをチェックしてみましょう。こちらはml表記です。
タカナシ乳業:海道3.7牛乳 酪農王国
ナトリウム:40mg
(栄養成分100mlあたり)
明治:明治おいしい牛乳 1000ml
ナトリウム:85mg
(栄養成分200mlあたり)
雪印:雪印メグミルク牛乳 1000ml
ナトリウム:85mg
(栄養成分200mlあたり)
コップ1杯の牛乳が約200mlだとすると、どのメーカーも食塩相当量で計算すると、、、0.2g程度になりますね。これを以外と多いと考えるか、それとも少ないと考えるか、それは腎臓病や高血圧の病状、そして妊娠時のむくみ症状によっても変わってきますが、そこまで気にしなくてもいいくらいの塩分量だと思いました。
ただナトリウムを排出するカルシウムが豊富なので他の食材に混ぜて使うのは効果がありそうな気もします。
どの食品もそうなんですが、、、栄養成分表記が「100mlあたり」だったり「200mlあたり」だったり、メーカーによって違う事が多く、減塩している人達には紛らわしい表記だと感じてしまいます。同じ食品だったら、、、どのメーカーでも同じmlとかmgに統一してもらえると分かりやすくていいんですけどね。