本屋さんでNHKきょうの料理の別冊「シニアの減塩するからおいしいレシピ」というレシピ本を見かけたので買ってきました。
タイトルに「シニア」と書いてあるので…地味な料理が多めかと思いましたが実際に読んでみると、年令に関係なく美味しそうな減塩レシピが満載でした。
シニアの減塩するからおいしいレシピ
表紙の下に大きく「普段の料理を約半分の塩分でおいしくつくるコツが満載」と書かれています。例えば表紙に載っているしょうが焼きは普通に作ると塩分2.7gですが、この本に載っているレシピなら1.4gで作れます。
こんな感じで約半分の塩分で作れる様々なレシピが掲載されていました。
もちろん減塩の基本もちゃんと載っているので、減塩食初心者が読んでも分かりやすく勉強になるレシピ本です。
自分は減塩生活になってしばらくたったので…塩を使う料理は何でも量るが基本になっていますが…目分量で料理を作っていた方だと最初は塩を量るのが面倒だったりします。
しかし…そこをしっかり考えないと減塩しているつもり…という事になりかねないのでしっかりと計量スプーンなどを使うようにしましょう。
また最初は「塩の量」=「ナトリウムの量」だと思いがちですが…ナトリウムを食塩の量に換算したらどうなるのか計算式も覚えておく必要があります。
ナトリウム(Na)mg×2.54÷1000=食塩(NaCl)g
こういった基本もこの本に載っています。
【第1章 炒め物でおいしく減塩】
レシピは炒め物、煮物などジャンルに分かれていて全部で第5章まであります。
全てのレシピには「普通につくると塩分○○gが…○○g」と大きく目立つように書かれているので分かりやすかったです。
最初に書きましたがタイトルにシニアと書かれていますが…高齢者向けのレシピばかりが載っているわけではなくバリエーション豊富な減塩レシピが掲載されています。
何と…鶏のから揚げが0.9gの塩分で作れるレシピまで!これは作ってみたいです!
ただ…一食当たりの塩分を2g以内で考えている方には少し厳しいかな?と思う塩分のレシピも掲載されています。
でも凄く美味しそう!あれこれ副菜なしで…これとご飯だったら1.9gの塩分でも大丈夫かな?なんて…作る前から読むだけであれこれ考えて楽しいレシピ本です。
監修は料理研究家、栄養士、フードディレクターとして活躍している小田真規子さんです。
減塩食も普通の料理と同じで長く続けると同じ料理ばかりになりがちなので…数ヶ月に一冊くらいこういったレシピ本を読むとレパートリーも増えていいと思います。気になった方は是非チェックを!