こちらは先日ドラッグストアで購入した「第一三共胃腸薬プラス細粒」です。自分だけでなく家族もたまに胃が痛かったり膨満感で苦しくなったりするので、わが家には常に胃薬が常備してあります。
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減塩している人は胃薬に注意が必要!
今まで全く気にしていなかった事なんですが…何気なくこの胃薬のパッケージをチェックしたら…
目立つように「この胃薬にはナトリウムが配合されていない」という意味のことが書かれていました。そもそも胃薬にナトリウムが配合されている事を知らなかったので驚きながら調べてみると…
大田胃酸のナトリウム量
こちらは胃薬として有名な「大田胃酸」です。まずは1回服用量(1.3g)中に含まれる成分表を見ていきましょう。
炭酸水素ナトリウムが625mg含まれていました。ちなみにこの炭酸水素ナトリウムは胃酸に反応すると塩化ナトリウムを作り出すそうです。え…塩分ですよね!?
これを1日3回復用すると…1875mgになります。中和反応による塩化ナトリウムの重さを求めたい時は重曹(炭酸水素ナトリウム)の重さに0.7を乗算するとの事なので…
1875×0.7=1312mg
一日分の使用量に換算すると約1.3グラムの塩分量になります。これは知らなかった…1日6グラム以下の塩分量にしているのに、ナトリウムフリーじゃない胃薬を飲んでいたら、完全に塩分量がオーバーしてしまいます。
減塩している人はナトリウムフリーの胃薬を選びましょう
今回自分が購入した「第一三共胃腸薬プラス」は、たまたまナトリウムフリーだったので今後も飲めますが…重曹などを含む一般的な胃薬には無視できないくらいの塩分が含まれているので、今後はしっかりと成分表記をチェックしてナトリウムフリーの胃薬を選びたいと思いました。
みなさん知っていましたか?