今まで大好きだったトンカツですが、小麦アレルギーだと知ってから食べなくなってしまいました。しかし世の中には便利なものがあるんですね。先日スーパーで7大アレルゲン不使用のトンカツの素を発見しました。
これを使えば、卵もパン粉も使わずトンカツを作ることができるんです。
卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、これらの7大アレルゲンを使っていないので、様々なアレルギーがある方でも安心して食べることができます。
衣の素は「大豆」が原料になっています。材料はトンカツ用のロース肉、油、塩コショウだけです。
で、卵も小麦粉もパン粉も使わずどうやってお肉にパン粉をつけるのでしょうか?
衣の付け方は本当に簡単でたくさんの「衣の素」をお肉にぎゅっと押し付けるだけです。ですから「衣は剥がれやすい」のがデメリットです。
できるだけ強く衣を押し付けたら準備オッケー。あとは揚げるだけなんですが…ここも普通のトンカツとは違う揚げ方になっています。
通常よりも低温の140℃で揚げるんです。しかも…衣が剥がれやすいので油に入れたら浮いてくるまで箸などで触ってはダメなんです。
実際にこれくらいの温度でお肉を入れても「ジュッと揚げた音はしません」ですから、本当に火が通っているのは不安になりますが、じっくり時間をかけて揚げます。
こちらが実際に出来上がったトンカツです。見た目は普通のトンカツと同じで美味しそうです!
あとは付属のソースをかけて食べます。通常のソースより少し甘めのソースになっていますが、トンカツソースらしい美味しさを感じてよかったです。
しばらく食べることがなかったトンカツを食べることができた嬉しさはありますが…通常より低温で時間をかけてトンカツを揚げるのでお肉が少し硬くなってしまいました。
ですから少し脂身が多めのカツ肉を使った方がパサパサ感を軽減できていいかも。
ちなみに自分は減塩しないといけないので、付属のソースは一人前の半分以下しか使いませんでした。
1食分の食塩相当量は1.3gになっていますが、食べ方(ソースの付け方)を考えればかなり塩分を抑えた食事にできると思います。
このトンカツの素の最大のポイントは「今まで食べたくても食べられなかったメニューを安心して食べることができる」という事だと思うので、こういう食品を作ってくれた事に感謝です!