年末年始は実家などに帰り豪華な食事を楽しむ方も多いと思います。しかし自分のように減塩している身だとどうしても塩分が多いおせち料理などは食べたいけど塩分が気になるという感じになってしまいます。そこで今回は年末年始に食べそうな料理の塩分について簡単にまとめていきます。
大晦日の料理:塩分
大晦日に食べる料理は地域や家庭により様々ですが、まず気をつけたいのは「年越しそば」です。汁に塩分が多く含まれる「天ぷらそば」や「かけそば」よりは、つけ汁で塩分を自分で調節出来る「ざるそば」を選んだほうがいいと思います。
また「なべもの」も年末に食べる方が多い料理です。こちらも汁を出来るだけ飲まず、しめに食べる「うどん」や「雑炊」も塩分が多くなるので避けたいところです。
お正月の料理:塩分
特に気をつけたい料理は「数の子」ですね。数の子を2本食べてしまえばそれだけで4グラム程度の塩分量になってしまいます。かまぼこも意外と塩分が多く三枚で1グラム程度の塩分量に。これだけで5グラムです。1日6グラムにセーブしている塩分に迫る勢いです。
- こんにゃくの煮付け(3枚):0.3グラム
- 里芋の煮付け(1個):0.3グラム
- エビの塩焼き(1尾):0.4グラム
- だて巻き(1個):0.5グラム
- 昆布巻き(3切れ):1.7グラム
- 田作り(5匹):0.3グラム
数の子の場合は塩抜きをしっかりとして、自分で減塩醤油などを使い少しだけ付けて食べるようにするのがオススメです。久しぶりに帰る実家だと家族も減塩食に慣れていないので事前に電話などで説明しておいた方がいいと思います。
楽しい食事はどうしても食べ過ぎてしまう可能性が高いので、、全体の塩分量を減らすためには「腹八分目」にする必要があります。またお酒を飲まれる方だとおせち料理はつまみにも最適なので、飲み過ぎると自然におせち料理を長時間食べる事になり塩分摂取量がグッと上がってしまいます。お酒は控えめにする事も必要だと思います。
減塩している人が食べる「お餅」は焼き餅がオススメです。焼いた風味が満足度を高くしますし、砂糖醤油などを付けて食べる方なら自分で調整が可能です。
また雑煮の場合は、具だけを食べ汁は飲まないようにしたほうが減塩になります。お正月に食べる料理は塩分量が多いので、、、朝、昼、晩、どこかで1食減塩を意識した食事を選ぶようにしたいところです。
病状などで個人差がありますが、数日塩分が多い生活をしてもその後しっかり減塩食に戻せば大丈夫だという方もいます。自分の場合は塩分が多い食生活になると数日後に血圧が高くなったりするのでお正月とはいえグッと我慢していこうと思います。