毎日の食生活に減塩食を取り入れていれると、1番最初に悩むことはやっぱり減塩食の献立だと思います。これは主婦の方に限らず一人暮らしをしている男性にも同じ事がいえて、減塩タイプの調味料を揃えて使えばオッケーというわけではありません。
今回自分が食事療法で減塩に取り組むようになって調べてみると・・・減塩食のレシピ本、腎臓病レシピ本、高血圧レシピ本、糖尿病レシピ本、などなど、一般的なレシピ本ではない、健康のために取り入れたい献立だけを特集したレシピ本って凄く多いんですね。知らなかった。
NHK きょうの健康「腎臓病のごちそう術」
今回、初めて「減塩レシピ本」を購入しました。最初に選んだ一冊は「NHKきょうの健康 腎臓病のごちそう術」です。
腎臓病の食事は、「塩分が薄くて味気ない」「肉や魚が食べられないから物足りない」と思われがちですが、ちょっとしたコツさえ知っていれば、我慢せずにおいしいものを食べることができます。この本は、NHK「きょうの健康」で放送された情報をもとに、番組にも出演いただいた筑波大学大学院教授の山縣邦弘先生に監修をお願いして、腎臓病の「ごちそうレシピ」と「ちょっとしたコツ」をたっぷりとご紹介しています。
NHK「きょうの健康」で放送された情報をベースに、慢性腎臓病の基本、基本治療、どういう食事が効果的なのか、そして大量のレシピが掲載されています。
腎臓病のごちそう術を選んだ理由
最初に書きましたが、減塩レシピ本は本当にたくさん出版されています。その中からどうしてこの本を選んだのか?その理由を少しだけ書いておきます。
- レシピの数が111品でボリューム感がある!
- 主菜、副菜、スープなど細かく分かれている
- 実際に食べてみたいと思わせる料理がたくさん掲載されている
- 最近発売になった本
こういった理由でこのレシピ本を選びました。実はこの本を買う前に何件か本屋さんに行って減塩関連のレシピ本をチェックしました。何冊も何冊もレシピ本をチェックして、食べたい料理が多く、見やすく、長く使えそうな本を選びました。それが「腎臓病のごちそう術」です。
「食べていい量を算出して、食べたい料理を選ぶだけ」というステップも簡単です。
さらに算出した、1日に必要なエネルギー量は身長や仕事内容などによって変わってきます。個別レシピには適正エネルギー量別に分量が表示されています。ただ、減塩になるレシピ、低たんぱくなレシピが掲載されているだけじゃなく、しっかりと自分に合ったレシピが選べるのが最大のポイントです!
この本は2015/7/30に発売された本です。新しいレシピ本を買う理由は、最近流行っている料理も取り入れる事が出来るんです。たとえば、この本には「シンガポール風チキンライス」のレシピも載っています。古いレシピ本より新しいレシピ本を選んだ方が、作るのも、食べるのも楽しめると思ったんですよね。
という事で今回は初めて買った減塩レシピ本「腎臓病のごちそう術」を紹介しました。本当に美味しそうなレシピが満載です。
※2015/10/04追記
この本から数種類のレシピを作ってみましたが、レシピ通りの材料で作ると全体的に量は少なめになります。たとえば「鶏肉じゃが」というメニューでは『鶏もも肉:65グラム、じゃがいも:小1個(130グラム)、にんじん:3分の1本(60グラム)など(一部抜粋)』と書かれているのですが、「2人前でじゃがいも:小1個」というのは少ない感じになってしまいます。
主食として一品だけ作ると、どうしても量が少なく満足感がないので、この本をしっかり使いこなすには、主食と副菜両方をしっかり選んで作る事がポイントになります。味付けは少し薄くなりますが材料を増やして作ってみるのも手だと思いました。