減塩生活になって食べなくなった料理ナンバーワンは「ラーメン」です。一般的にラーメンには5〜6グラム程度の塩分が含まれています。また、カップラーメンやインスタントラーメンになると、さらに塩分の多いものもあります。
しかし、減塩していても、たまにはラーメン食べたいって思いますよね?自分は食べたいと思います(笑)ということで、今回は自宅で、塩分を控えたラーメンを食べる方法がないのか調べてみました。
ラーメンの塩分について
病院で食事療法を指導されると「1日6グラムの塩分」を目標にするように言われる事が多いと思いますが、普通のラーメンをスープまで飲みほせば、1食で6gくらいの塩分なので、一日分の塩分を一食で摂取してしまう事になります。
お店でラーメンを食べる時に気をつけたい事
外食でラーメンを食べる時は、出来るだけスープを飲まず、麺だけを食べるようにしないと塩分を取り過ぎる事になります。またトッピングが少ないシンプルなラーメンを選ばないと、チャーシューなどで塩分を余計に摂ってしまうことになります。
と、多少は減塩になる食べ方はありますが、2g以下のラーメンを販売しているお店は、ほぼないと思うので、基本的にはお店でラーメンを食べないのがオススメです(笑)
減塩タイプのカップラーメン
減塩タイプのカップ麺には、うどん、そば、焼きそば、などなど様々な種類がありますが、今回は塩分の少ないラーメンを探してみました。まず、エースコックの「かるしお認定 だしの旨みで減塩シリーズ」の『中華そば』を紹介します。
エースコック だしの旨みで減塩 中華そば
こちらは、塩分を40パーセントカットしたカップ麺で、食塩相当量は驚きの『1.6g』です。またGABAが含まれている機能性表示食品です。自宅でカップ麺を食べたいならこちらがオススメ。数年前は、ここまで減塩になったカップ麺はなかったので驚きです。
こどもラーメン 海鮮しょうゆ味
こちらは、麺に大豆粉末を使ったラーメンで、お子さまでも食べられる塩分になっているのが特徴です。もちろん、大人が食べるには量も少なく、麺も細切れになっているので、全ての人にオススメではありませんが、1食当たりの食塩相当量は『0.7g』なので、副菜として、スープ感覚で食べるのもありだと思います。
減塩タイプのインスタント麺を上手に使う
一般的なラーメンの麺には、食塩が含まれていますが、イトメンの「無塩製麺シリーズ」は食塩を使用しないで製麺されているので、麺だけは『無塩』です。
ですから、鍋でラーメンを作るときに、スープの濃さを調整すれば、1食2g以下の塩分で食べることも可能です。
食塩相当量:4.8g
(めん・かやく:1.2g)
(スープ:3.6g)
もちろん、麺は無塩でも、かやくには塩分が含まれるので、スープの濃さを調整してもトータルの塩分は2g以上になってしまいます。
しかし、これはスープを全て飲み干した場合になるので、麺と具だけをメインで食べれば、袋タイプのラーメン(今回の場合はちゃんぽん麺)でも、塩分2グラム以下で楽しむことができます。自分で野菜をたっぷり入れて作れば、栄養面でもバランスが取れそうです。
まとめ
減塩生活になる前は、何も気にせず味の濃いラーメンを食べていました。今でもテレビや雑誌で有名なラーメン店の情報を見ると「あぁ…美味しそうだな。食べてみたいな…」と思います。でも、自分のために我慢しています。もちろん、1年に数回は付き合いなどでラーメンを食べることもあるんですけどね。
こうしてラーメンのことを書くと、ネガティブで落ち込んだ文章になりそうですが、健康なときには気づかなかった楽しさもあるんですよ。
例えば、今まで知らなかった会社やメーカーが、努力して減塩タイプの商品を作っているのを知ると、応援したくなるし、何より買って食べてみようって気持ちになるんですよね。
ですから、悪いことばかりじゃないんです。食に対する楽しみも見つけながら減塩生活を続けていこうと思います。それでは、また。