何気なく使っている「だしの素」にも塩分が含まれているってみなさん知っていましたか?自分は病院から減塩食に切り替えるように指示されるまで「だしの素」の塩分なんて気にしたことがなかったんですが一般的なだしの素には塩分が約40%含まれているんですって。
たしかにだしの素を入れるだけで、何となく塩味が付くような気がします。有名な「ほんだし」の塩分を調べてみると1グラムあたりの食塩相当量は0.42gになっていました。
ですから1食2g以下の塩分で料理しようと思うと…予想以上の塩分をだしの素だけで使ってしまう事になるんですよ。
自分でだしを取ればいいんですけど…時間がない時は簡単に使えるものが便利だと思いますよね?そこで今回買ってきたのが「素材力だし」という化学調味料、食塩が無添加のだしの素です。
リケン 素材力だし(本かつおだし)
ちなみにこの商品は「素材力だし」の『本かつおだし』です。
他にも、こんぶだし、いりこだし、合わせだし(しいたけとこんぶ)、鶏がらスープ、全部で5種類のラインナップがあり全て化学調味料、食塩無添加になっています。それではコチラの「本かつおだし」を詳しく見ていきましょう。
パッケージ右側に「ご存知ですか?だしの素の塩分」という文字が。どうやら側面に何か書かれているみたいなのでチェックしてみましょう!
先ほども書きましたが「一般的なだしの素には塩分が約40%含まれています」とパッケージに書かれていました。だしの素1グラム中の食塩相当量がイラストで描かれていますが…こうしてみると、顆粒風味調味料には多くの食塩が使われている事が分かりますね。
みそ汁1杯分の栄養成分をチェックすると、食塩相当量は先ほどのイラストで描かれていたのとおなじ「0.047グラム」です。素材力だしの食塩相当量は「かつお節等に由来するもの」という事です。
昨日はコチラの「素材力だし(本かつおだし)」を使った「サバのみぞれ煮」が晩ご飯のメニューでした。
塩分を控えると、とにかく味が薄くなるので、大葉などを少し散らすとアクセントになってオススメです。
しっかりとお味噌汁を作る時はかつお節でだしを取って、煮物などを作る時や炊き込みご飯を作る時など、少しだけだしが必要な時、こういった顆粒風味調味料を使うと便利ですよ。
自分が初めてネフローゼ症候群だと診断された4歳の頃、母親も苦労して減塩食を作ってくれたんですが、今から36年も前なんですよね。
あの頃はここまで便利な「だしの素」なんて販売されてなかったと思うので…塩分のことを考えると昔より便利になっているんだなと思いました。
ただ、しっかりと考えて料理を作ったり分量を測ったりするのは今も昔も同じなので…料理を担当する家族の負担は変わらないんですよね。それを忘れないように生活していこうと思いました。