わさびには塩分が含まれていないので減塩食に最適だと思っていました。しかし…チューブ型のわさび、そしてスーパーのお刺身に付いている小さなわさび、これらの加工されたわさびには塩分が多く含まれているんですね。知らなかったです。
加工された「わさび」や「和からし」には塩分が多く含まれています
加工されたワサビといってもさまざまですが、今回は「S&B 風味推薦 おろし生わさび」の原材料をチェックしてみましょう。
【原材料】
西洋わさび、乳糖、コーン油、食塩、本わさび、ソルビット、セルロース、環状オリゴ糖、香料、酸味料、増粘剤(キサンタン)
原材料をチェックすると食塩が入っています。食塩以外にも「ソルビット」や「セルロース」など食品添加物がたくさん入っているんですね。知らなかった。そして気になる塩分表記を見ていきましょう。
【栄養成分】 (100gあたり)
エネルギー:319kcaL 水分:25.1g たんぱく質:1.6g 脂質:9.6g 炭水化物:56.6g 灰分:7.1g ナトリウム:2700mg 食塩相当量:6.9g
実際に食べる量は少しだとしても予想より多い塩分で驚きました。今回調べた結果、チューブ型のワサビは100gあたり6.9gの食塩相当量でした。
みなさん、チューブタイプのわさびに塩分がこんなに入っていることを知っていましたか?
粉わさびには塩分がゼロ!減塩食にオススメ!
減塩食の本などを読むと「わさびには塩分が含まれていないから減塩に効果あり」と書かれていることが多いので不思議でしたが…それは加工されていないワサビということだったんですね。
そこで購入したのが「粉わさび」です。
粉わさびを買えば塩分はゼロです。
原材料をチェックしても「西洋わさび、着色料(クチナシ、紅花黄)」だけです。チューブ型に比べるとシンプルで安心感があります。
粉わさびは使いたい時に水で練って使う必要がありますが、使う度に新鮮な辛みとツーンとした匂いが楽しめます。ここはチューブタイプより上だと思います。
ちなみに粉わさびは、練った後ラップをするか、小さいお皿ならひっくり返して5分程度おいてから使うと辛みと風味が増します。大根おろしの汁で練れば本わさびのような風味に。
チューブ型に比べると水で練る作業が加わるので面倒な気もしますが…実際に使ってみるとそこまで面倒だとは感じないはず。水で練るだけですから。
なにより、チューブ型のわさびみたいに添加物があれこれ入っていないのがポイントです。ただし長期間保存すると固まってしまうので湿気には注意が必要です。もし、少しでも塩分をカットしたい、安心な食材を使いたい。そう思っているなら「粉わさび」おすすめす。