幼少期にネフローゼになり、最初にプレドニンを飲んだときは「上手に飲めず、あまりの苦さに悶絶」しました。しばらく口の中が苦くて…二度と飲みたくないと思いました。
しかし…プレドニンを飲まないと病気は治らないので、どうやったら苦みを感じず上手に飲めるか?いろいろ工夫して頑張りました。
薬を上手に飲む方法
自分はこんな方法で錠剤の薬を飲んでいます。(顆粒も同じイメージで)
- 口の中に水を少し含む
- 薬を水に浮かすように口の中へ入れ、お水をすぐに追加
- 顔を上に上げて薬とお水を一気に飲む
出来るだけ口の中で薬が溶けないように素早く、口の中にプレドニンが付かないように飲みます。
失敗する可能性もあるので…コップにお水は多めに用意しておきます。ポイントは「お水を少し口の中に含んでおくこと」もうひとつは「二錠以上飲む場合は一個ずつ飲むこと」だと思います。
慣れてくれば二錠以上でも一気に飲めましたが、最初は何度も失敗して、文字通り「苦い思い」をしました。
薬を先に口に含む飲み方
祖母は粉末の薬でも錠剤の薬でも、最初に口の中に入れ、その後にお水をゴクゴクと飲んでいましたが…苦くないのか聞いてみると…
「舌の上の苦くない部分にのせて飲むから大丈夫」
と、言われました。舌の味覚分布図だと苦みを感じる部分は舌根という奥の部分になります。詳しく聞いてみると祖母は「舌の先の方に粉末や錠剤を乗せ一気にお水で流し込むという飲み方」をしていました。
しかし…先ほどから書いているようにプレドニンは、とにかく苦いのでこのやり方だと、どうしても苦みが残ってしまうんですよね。(上手な方は大丈夫なのかな?)
オブラートを使って苦い薬を飲む方法
オブラートも試した事がありますが、オブラートで包むと大きくなるので逆に飲みにくくなってしまいました。口の中にオブラートが張り付く事も多く自分には向いてなかったんですが…
オブラートが飲みやすいという方もいると思うので、プレドニンを上手に飲めないという方はオブラートを試してみるといいかも。
プレドニンを半分にカットして飲む
自分は錠剤をカットする専用のカッターやハサミなどを持っていなかったので、プレドニンを半分にカットして飲むときも注意が必要で…
時間がないときは爪で半分に割って飲むんですが、この時、指にプレドニンの粉末が残ってしまう事があります。
その指を何かの拍子に舐めたりすると…あの苦みが襲ってきます。良薬口に苦しと言いますが、あの味は飲んだ人しか分からない独特の苦さですよね。
プレドニンの副作用について
プレドニンやプレドニゾロンといったステロイドは副作用が出ることがあり…出来れば飲みたくないという方も多いことでしょう。
自分の場合はプレドニンの副作用で体毛が濃くなりました。腕と顔の毛が多くなる感じでした。
それと、ムーンフェイスという太ってないのに顔だけ丸くなってしまう副作用が出る方もいます。(母がこの副作用で悩んでいました)
病気だと知らない方から「太ったね!元気そう!」とか言われると…説明するのも面倒なので黙って聞いている。そんなツラい思いをしている人も多いんですよね。
今はどうなのか分かりませんが…自分が小さい頃はプレドニンをたくさん飲んでいるとインフルエンザの予防接種を受けることが出来なかったし…ほぼ毎年インフルエンザにかかってツラい思いをしました。
様々な副作用がありますが、それでも飲み続けないといけない人もいるし、一度飲んだら徐々に徐々に量を減らしていく飲み方になるので長期間プレドニンを飲む必要がある。しかも苦い…
でも、元気になって健康に過ごすためには我慢するしかない。そんな苦い思い出しかない「プレドニン」について今回は書いてみました。それでは、また。