腎疾患と高血圧で食事療法と運動療法する事になりました。(ネフローゼで入院経験あり40歳男性)という記事の中で「減塩」をサポートする「やさしお」という塩を購入したと書きました。
しかし、少し調べてみると腎臓が悪い人はあまり使わないほういい事が分かりました。そこで今回購入したのがコチラの「ウレシオ」です。
やさしおとカリウムと腎臓の話
まず塩分が少ない事をウリにしている塩の多くは塩分が少ない代わりにカリウムを多く含む商品になります。やさしおには「腎臓の悪い方は、医師・薬剤師・栄養士にご相談ください」と書かれていますが、そもそもカリウムの何が腎臓に悪いのでしょうか? カリウムは腎臓を経て尿中に排泄されるものなんですが、腎不全の方は排泄機能が低下します。
これにより腎不全や人工透析腎を受けている方が多くのカリウムを摂取してしまうと、高カリウム血症になりやすいという事なんですって。
現在自分は病名が付けられていない状態で腎不全ではないんですが…腎臓の機能が少し低下している事は確かなので、よく分からずカリウムは大丈夫だろう!とやさしおを使うのは避けたい。あれこれ調べてたどり着いたのが「ウレシオ」です。
そもそも「カリウム」と書かれていたのは「塩化カリウム」の事で、ナトリウム以外の塩気を塩化カリウムでカバーしているのが「やさしお」などの減塩タイプの塩です。この「ウレシオ」は違ったアプローチでナトリウムを50%軽減していました。(カリウム不使用の減塩しお)
ウレシオはレモンの酸味で塩あじを引き立てた塩
原材料名をチェックすると「乾燥レモンパウダー」と書かれています。ウレシオはレモンの酸味で塩あじを引き立てた塩なんです。これなら腎臓が悪い人でも安心して使えて減塩出来ます!しかも美味しい。
写真だと分かりにくいんですが…塩全体が少しだけ黄色っぽい色をしています。レモンパウダーの色でしょうか?ウレシオを少しだけ舐めてみると分かりますが、確かに「レモンの味」が少しだけ分かります!酸味のある塩です!
減塩レシピでは「すっぱさ」がポイントに
塩味をおさえると、どうしても味気ない料理になってしまいます。その中でどうやって「美味しさをプラス」するのか!?これはまた記事にしますが、その中でもオススメなのが「酸っぱさ」です。味が少し足りないなぁ…と思った時にレモンなどの柑橘類の味付けをする事で、さっぱりした、塩味に頼らない食事が楽しめます。
減塩タイプの塩だと思わず「レモンフレーバーソルト」だと思えばオシャレに感じますし、減塩、減塩、健康、健康、と思い悩む事も少なくなるのでは!?(笑)それとこういった減塩料理は、家族の支えが必要です。同じ料理を食べて過ごしていますし、レシピや調味料の事も考えなくてはいけない。妻はすごく大変だと思います。
たまたま、自分たち夫婦は2人とも調理師の免許を持っているので料理にある程度詳しかった。だから今回のように突然減塩しなくてはいけない状況になっても、、何とか対応出来ているのかな?と思いました。これも誰かの参考になれば。それではまた!