腎臓や高血圧で減塩しているとSNSに書き込んだので、知り合いに会うと「大丈夫ですか?」と、心配されることが増えました。先日も、外食することになったら友人に『どんな食べ物だったOKなの?』と、いろいろ質問してくれました。優しい人が多くて嬉しいです。
自分の場合は、1日の塩分を6g以下にしているので、1食あたりの塩分は2gになります。
普通の外食で塩分2g以下のお店は、ほとんどないので、どんなお店でも塩分オーバーになってしまいます。
ですから、どんなお店でも「減塩できる食べ方」を考えて、少しでも塩分を少なくする努力しています。また、お昼に外食したら、朝と晩はさらに減塩するなどの工夫もしています。
減塩している人は外食しても大丈夫なの?
まず基本的な減塩テクニックは「食べすぎないコト」です。塩分が高いおかずであれば、少しだけ残すのもありです。例えば全て食べたら1gの塩分だとしても、7割食べて残せば摂取量は0.7gになります。
外食で残すのは気が引けますが…腹八分目がオススメ。
自分の場合ですが、塩分が高い「漬物」は食べずに残します。また、みそ汁などの汁物は『具だけ食べる』のが基本です。お汁まで飲み干すと絶対に塩分オーバーになります。
ソースや醤油は「かけずにつける」
例えば、トンカツなどを食べる時は、ソースをかけずに、付けて食べると減塩になります。またサラダなどを食べるときも、ドレッシングが別添えだったら、付けずにそのまま食べることにしています。
とにかく、どんなお店で食べるときも「自分が減塩していることを忘れず」にいることが大切だと思います。あまりにもストイックになりすぎて、周りの空気が悪くなるのはNGですが、少しだけ工夫して、自分も周りも罪悪感を感じることなく笑顔で外食したいものです。
居酒屋は避けたい
同じ外食でも、お酒を飲むときは塩分をセーブするのが難しくなります。お酒のおつまみは塩分が高いものばかりですし、自分の場合は、酔うといつもより多く食べてしまうのが問題です。
ですから、減塩生活を始めたばかりの方は、できるだけ居酒屋でお酒を飲むのはやめた方がいいと思います。翌日「昨日は飲みすぎたし、塩分摂りすぎたなぁ…」と、落ち込むよりは、最初から行かないのが吉。
しかし、何ごとも「無理をしすぎない」のが大切です。減塩にばかり気が向いて、人間関係や心が壊れてしまったら大変です。
自分の主治医がこんなことを話していました。
1日くらい塩分のことを忘れて、普通の食事を食べても大丈夫です。でも、それが2日、3日、そして1週間と続くと問題なので、塩分を摂りすぎたと思ったら、翌日からまた減塩生活に取り組んで、継続してください。
また、せっかく減塩生活で薄味に慣れたのに、濃い味の食生活を続けると、また減塩するのがつらくなる。とも、話していました。やっぱり継続が大事なんですね。
結論:外食は少なめに
いろいろ、外食する時に気をつけるポイントを書いてきましたが、最終的に効果があるのは「外食しないこと」です(笑)やっぱり、自宅で食べた方が確実に減塩できます。
もし、チェーン店に外食する予定があるなら、事前にホームページなどで塩分をチェックするのもオススメです。できるだけ塩分の少ないメニューを頼んだ方が精神的に安心しますよ。