減塩生活になるまでは、ラーメンもカレーもハンバーガーも同じくらい塩分が多い食品だと思っていましたが…この中で1つだけ塩分が控えめな料理があります。どれだと思いますか?
1.ラーメン
2.カレー
3.ハンバーガー
まずラーメンですが1食6グラム程度(インスタントだとさらに多い!)の塩分が含まれている事もあり、スープまで全て飲んでしまうと1食で一日分の塩分を摂取してしまうことに。3つの中で1番塩分が多い料理になります。
次にハンバーガーですが平均1.5〜2.8グラム程度の塩分が含まれています。ハンバーガー単品だけだと少し物足りないので…ポテトなどをセットにすればあっという間に3グラム以上になってしまいます。これも塩分多めですね。
カレーは予想より塩分が少ない!減塩している人にオススメ!
最後はカレーです。カレーも塩分が多い料理だと思っていましたが、調べてみると予想より塩分が少なく、1食あたり2グラム程度のカレーもあるんですよね。先日、妻が作った減塩カレーを食べた時に感じたんですが、市販のルウを使わず(もしくは少なめにして)スパイスをしっかり使ったカレーであれば、塩分を控えたカレーを作ることが出来ます。
市販のレトルトカレーだと辛さが増せば塩分も多くなる商品もありますが、塩分の塩辛さと、スパイスの辛さは別だと考える事が大切です。そう考えると、カレーは減塩になるのが分かってきますよね?
レトルトカレーの塩分を調べてみた
スーパーなどでレトルトのカレーをチェックしてみると意外と塩分が少ない商品も多いんです。特に本格的なカレーの方が塩分が低めです。その中でもタイカレー系はさらに塩分控えめ。今回有名なレトルトカレーをいくつかピックアップして成分表から食塩相当量だけを抜き出してみました。
※最初に紹介する「いなば」のタイカレー以外はレトルトパックのカレーです。
いなば:ツナとタイカレー(グリーン)
1缶:食塩相当量(1.0g)
ヤマモリ:タイカレー マッサマン
1人前:食塩相当量(1.8g)
無印良品:素材を生かしたカレー バターチキン
1人前:食塩相当量(2.0g)
S&B:スパイスリゾート タイ風グリーンカレー
1人前:食塩相当量(2.3g)
タイカレー系のレトルトパックは全体的に塩分が少なめです。いなばのタイカレーは何と1.0グラムの塩分。かなり少ない!これから安心して食べる事が出来ます!次に一般的な日本のレトルトカレーをチェックしてみましょう。
ボンカレーゴールド
中辛:食塩相当量(2.5g)
ククレカレー
中辛:食塩相当量(2.6g)
銀座カリー
中辛:食塩相当量(2.8g)
タイカレーに比べると塩分が多めになっています。こうしてレトルトカレーをチェックしてみると塩分を控えた食事を考えるなら、本格的なカレーがよさそうですね。減塩という意味ではカレーはいい料理だと初めて知りました!
腎疾患や高血圧でも刺激のあるカレーは大丈夫なの?
しかし、腎臓病の治療としての減塩食になると…少し注意が必要になるんですよね。腎疾患の食事療法だと刺激物は出来るだけ避けるように言われます。あまりにも頻繁に刺激の強いカレーを食べることはオススメしませんが、1日の塩分を減らしたいという方にはカレーはオススメです。